2012年10月29日 16:03
世界地図の出版
江戸後期のこと、伊能忠敬が全国を歩いて描き上げた日本地図の精度の高さには驚くばかりだ。忠敬は四九歳で隠居した後に、天文学などを学びこの仕事をやり遂げた。浜松の佐鳴湖も測量したことが記録されている。この日本地図を国外に持ち出そうとしたことが発覚して、医...
浜松の雑学といった趣で、H24年4月に自費出版しました。書店の店頭に並びますが、この本の内容を週刊として1話ずつ公開します。
2012年10月29日 16:03
江戸後期のこと、伊能忠敬が全国を歩いて描き上げた日本地図の精度の高さには驚くばかりだ。忠敬は四九歳で隠居した後に、天文学などを学びこの仕事をやり遂げた。浜松の佐鳴湖も測量したことが記録されている。この日本地図を国外に持ち出そうとしたことが発覚して、医...
2012年10月22日 03:11
明治初期に浜松県が存在した。県立浜松病院が開業したのが明治7年(1874)、病院長そして医学校の校長として赴任したのが太田用成であった。教頭に虎岩 武、教官に柴田邵平らがいた。彼ら三人が中心となって、アメリカのペンシルバニア大学教授の医学概説書『CONSPECTUS ...
2012年10月14日 04:15
第一項 銅版活字、出版、フィルム 浜松には日本で初めて開発された製品や商品が数々ある。ここでは江戸期前の銅版活字の鋳造、明治期に入ってからは、国内でも初となる医学書の出版や世界地図、映像を記録するフィルムの開発を取り上げる。一番物語はこれらだけではなく...